白井市北部・手賀沼流域を中心に「鳥見神社」というお社が多数点在。ご祭神は、饒速日命(にぎはやひのみこと)。『古事記』や『日本書紀』が伝える所によれば、初代天皇の神武東征に先立ち、河内・大和地方に降臨していた神とされ、祭祀を司った古代の有力氏族である物部氏の祖神と言われています。(写真は富塚鳥見神社の本殿遠景、同本殿の柱の彫刻、同境内内にある切られ庚申)
白井市観光協会準備室
千葉県白井市という所は、2025年3月現在、市役所の中に「観光課」も無ければ、法人としての「観光協会」も無い千葉県でも数少ない魅力発信不毛地帯。周辺自治体と比べ存在感が希薄、連想できる物といえば特産品の梨と北総線高運賃(それでも通学定期値下げなどの改善はあったのですが)ぐらい。こうした現状を憂い、白井の魅力発信を図るべくこのサイトを立ち上げました。
白井市観光トピックス
皆さんは千葉県「白井市」と聞いて何を連想されるでしょうか?
「そんな市がある事を初めて知った」「船橋(あるいは印西)市なら知ってるけど」という方も少なくないでしょう。
白井のことを少しでも知っている方であれば、そのうちの多くが「梨」を連想するかもしれません。市内にある二つの鉄道駅(白井駅、西白井駅)の副駅名も「梨」でかぶってますし。それとあと「高い電車賃」。でもって、それ例外には思い浮かぶ物は何もナシとか……
少しマニアックな方ですと、「そろばん博物館」とか、落語マニアなら「街かど落語会」とか、ライヴ好きなら「アンズハウス」とか……
そして、競馬ファンだったら「競馬学校」などを連想するのではないでしょうか。最近はウマ娘とのコラボも話題となっています。しかし、白井と馬との繋がりは、競馬だけに留まるものではありません。古来白井市域を含めた下総国は馬の産地として名高く、江戸時代には徳川幕府が軍馬育養を目的とした放牧場「小金牧」を置いたり、現在も源平時代に活躍した名馬の伝説が伝えられていたりします。
こうした「梨」以外にも色々ある白井の魅力について、広く皆さんに知ってもらい、一人でも多くの方に白井市へ足を運んでいただきたい、そう願っています。